2026/06/02 06:28

Boscobelのハムづくりは、豚肉が届いたその瞬間から始まります。

使用するのは、徳島県で大切に育てられたリーベフラウ様の豚肉。届いたばかりの新鮮な肉に、まず岩塩と粗挽き胡椒を丁寧にすり込みます。

写真は、その最初の工程の様子です。

肉の表面を覆うのは、岩塩と胡椒だけ。
発色剤や保存料、化学調味料などは使いません。

材料は驚くほどシンプル
私たちのハムづくりに使う材料は、
豚肉
岩塩
胡椒
ワイン
これだけです。

肉に岩塩と胡椒をまとわせた後、ワインに漬け込み、約1週間かけてゆっくりと熟成させます。
この時間の中で塩が肉の内部へと浸透し、余分な水分が抜け、肉本来の旨味が凝縮されていきます。

大量生産のハムでは、短時間で仕上げるためにさまざまな副原料が使われることがあります。しかしBoscobelでは、時間そのものを調味料の一つと考えています。

熟成を終えた肉は、
塩抜き
乾燥
燻製
低温調理
という工程を経て、ようやくハムになります。

塩抜きによって塩分を整え、乾燥によって表面を落ち着かせます。
その後、じっくりと燻煙をあてることで香りをまとわせ、最後は低温でゆっくりと火を入れます。
急がず、慌てず。
肉の状態を見ながら、一つひとつの工程を進めていきます。

シンプルだからこそ、ごまかせない
材料が少ないということは、素材の良し悪しがそのまま味に表れます。
だからこそ私たちは、豚肉選びを大切にしています。
肉の質が良くなければ、塩と胡椒だけでは美味しいハムにはなりません。
逆に、良い豚肉であればあるほど、余計なものを加えなくても十分に美味しい。
それが長年ハムを作り続けてきて感じることです。

私たちが目指しているのは、派手な味ではありません。
肉本来の旨味、燻製の香り、そして時間が育てる味わい。
それらが静かに重なり合う、素直な美味しさです。

リーベフラウ様の豚肉を、岩塩、胡椒、ワインだけで一週間熟成させる。
そんなシンプルな製法だからこそお届けできる、本来の豚肉の味。
Boscobelの無添加ハムには、素材への敬意と手間を惜しまない時間が詰まっています。